統一感がカギ!ブランドカラー設定のすすめ

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統一感がカギ!ブランドカラー設定のすすめ

「うちの会社のチラシやサイト、なんだかバラバラで統一感がない…」
「見た目にこだわりたいけど、何から手をつけていいかわからない…」

そんな悩みを抱える中小企業のマーケティング担当者さん、経営者さんへ。

お客様に信頼されるブランドづくりに欠かせないのが、ブランドカラーの設定です。
ISOのブランド評価指針でも「視覚的な一貫性」が重視され、ブランドの成否を分けるカギになるとされています。
今回は、現在の業界知見に基づく、ブランドカラーのメリットや設定方法をお伝えします!

1. ブランドカラーって何?

ブランドカラーとは、会社やお店のイメージを象徴する「決まった色」のことです。
ロゴ、名刺、チラシ、ホームページ、SNSアイコンなど、あらゆる媒体で一貫して同じ色を使うことで、お客様の記憶に残りやすくなります。

たとえば…

  • 某ファストフード店は「赤と黄色」
  • 某高級車ブランドは「黒とシルバー」

色が記憶を呼び起こすのは、色彩心理学的にも証明されています。

2. ブランドカラーを決めるメリット

  • 認知度が高まる
    University of Loyolaの研究によると、ブランドカラーの統一により、認知度は80%以上向上するといわれています。
  • 信頼感を与える
    どの媒体でも統一されていると「きちんとした会社」という印象を与えます。Nielsen社の調査では、統一されたブランドデザインが売上を最大23%高めるという結果も。
  • 業務効率が上がる
    ガイドラインがあれば、毎回配色を悩む必要がなく、チラシや投稿の作成スピードが上がります。

3. ブランドカラーの選び方

📌 ① ターゲットに合わせる

誰に届けたいかによって色の印象は変わります。

  • 若い女性向け:明るいパステルカラー
  • 高級志向:黒やゴールド
  • 健康志向:グリーン系

📌 ② 業種を意識する

  • 飲食業:赤やオレンジ(食欲を刺激)
  • 金融・法律:青(誠実さ・信頼感)

📌 ③ 2〜3色に絞る

メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色までが基本。目安としてはメイン70%・サブ25%・アクセント5%の比率がバランス良いとされています。

📌 ④ 視認性とバリアフリー

色覚バリアフリーに配慮し、誰でも読みやすい色の組み合わせを選びましょう。

4. ブランドカラー決定後にやるべきこと

  • カラーマニュアルを作成する
    RGB・CMYK・HEXなどで正確に指定しておくと便利です。
  • 社内外のツールで統一
    名刺や制服、社内資料なども同じカラーで揃えるとさらに効果的です。

よくある質問(FAQ)

Q1. ブランドカラーは途中で変えてもいいですか?

A. 可能ですが、認知度が低下するリスクがあります。リブランディングのタイミングで慎重に検討しましょう。

Q2. 自分で決めてもいいですか?

A. はい。ただし、専門家の視点を取り入れると客観性が高まり、より適した色が選べます。

Q3. ロゴの色に合わせるべきですか?

A. ロゴの色を基準に設定するのが一般的です。補助的にサブカラーやアクセントカラーを追加するのも◎。

Q4. 業界の定番カラーに従わなければいけませんか?

A. 定番に従う必要はありませんが、まったく逆の色を選ぶと誤解を与える可能性もあるので注意しましょう。

Q5. 社内資料や制服も同じ色にした方がいいですか?

A. できる範囲で統一すると、ブランド力が高まります。全て完璧に揃えなくても大丈夫です。

まとめ

ブランドカラーを決めるだけで、お店や会社の印象はぐっと良くなり、認知度や信頼感も高まります。
「うちは特に決めてないな…」という方は、この機会にぜひ見直してみてください。

  • ターゲットや業種に合わせる
  • 色はメイン・サブ・アクセントの3色まで
  • バランスは70:25:5が目安
  • 視認性やバリアフリーも意識

もし「自分たちで決めるのは不安…」「デザイン全体を見直したい!」という方は、
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あなたのブランドにぴったりの、統一感あるデザインをご提案します!


参考文献・出典

  • ISO 20671:2019 — Brand evaluation — Principles and fundamentals
    セクション 6.1.2「Visual identity consistency and coherence across touchpoints enhances recognition and trust.」(視覚的な一貫性とタッチポイントにおける整合性は、認知と信頼を高める。)
  • University of Loyola Maryland 調査
    “Color increases brand recognition by up to 80%.” (色はブランド認知度を最大80%向上させる。)
  • Nielsen (2013) — The Importance of Consistency
    “Brands that are consistently presented see an average revenue increase of 23%.” (ブランドを一貫して提示すると、平均で23%の収益増が見られる。)

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