スマホで見やすい!Webバナーサイズとデザイン法
スマホで見やすい!Webバナーサイズとデザイン法
「せっかく作ったバナーが、スマホで見たら文字が小さすぎる…」
「デザインが崩れて、なんだかチープに見える…」
そんな悩みを抱えていませんか?
総務省の調査によると、いまや日本のWeb利用者のほとんどがスマホからアクセスしています。さらに、他社の最新データでは世界のWebトラフィックの約76%がスマホ経由。
つまり、スマホで見やすいWebバナーを作ることは、集客や信頼感アップに欠かせません。
この記事では「スマホで見やすいWebバナーのサイズとデザイン法」を、分かりやすく最新のトレンドや注意点も交えてご紹介します。
1. スマホでも見やすいバナーの基本
スマホの画面は小さいため、PC用バナーをそのまま使うと以下のような問題が起こりがちです。
- 文字が潰れて読みにくい
- デザインが崩れる
- メッセージが伝わらない
重要なのは、この2つの意識です。
- 推奨サイズを守る
- 視認性を確保する
2. スマホ対応バナーの推奨サイズの例
Google広告、SNS各社の公式ガイドラインに基づき、スマホ向けに適したサイズの目安をまとめました。
| 用途 | 推奨サイズ(px) |
|---|---|
| スマホ用トップバナー | 横640 × 縦320 |
| SNS投稿用バナー | 横1080 × 縦1080(正方形) |
| リスティング広告バナー | 横300 × 縦250 |
| ストーリーズ用バナー | 横1080 × 縦1920 |
※横幅は最低でも640px以上にしておくと、ほとんどのスマホで綺麗に表示されます。
3. スマホで見やすいデザインのコツ
📌 ① 文字は大きく・少なく
スマホでは小さい文字は読まれません。10pt以上を意識し、文字数は少なめに。
📌 ② 余白を活かす
詰め込みすぎず、余白を取ることで読みやすさと高級感がアップ。
📌 ③ コントラストを強く
背景と文字の色の差をはっきりさせて、視認性を確保。
📌 ④ 縦横比に注意
縦長や正方形など、使用する媒体に合った比率を選ぶ。
📌 ⑤ 伝えたい情報は中央または上部に
スクロールされやすいスマホでは、目立つ要素を中央または上部に配置。
4. 最新トレンド:ダークモードとアクセシビリティ対応
スマホユーザーの多くがダークモードを使用しているため、白背景だけでなく、ダークテーマでも文字が読めるようにデザインするのがポイント。
また、色覚多様性に対応するために、赤と緑の組み合わせなど見えにくい配色は避け、コントラスト比にも気を配りましょう。(WCAG 2.1基準に準拠)
5. 無料ツールで簡単に作れる!
スマホ対応のテンプレートが用意された無料ツールを使えば、誰でも簡単に作れます。
- Canva
- Adobe Express
- Fotor
サイズやレスポンシブデザインに対応したテンプレートが豊富です。
よくある質問(FAQ)
Q1. PCとスマホで別々に作るべきですか?
A. 理想は作り分けですが、共通して使える正方形デザインなどを選ぶのも有効です。
Q2. 小さすぎるフォントサイズの目安は?
A. スマホで見ても10pt以上を目安にしましょう。
Q3. 画像の容量はどれくらいがいい?
A. 条件によって違いますが、表示速度を考え100KB以下を目安に圧縮しましょう。
Q4. 写真だけのバナーでもOK?
A. 写真だけだと伝わりにくいので、簡単なコピーを添えると効果的です。
Q5. ダークモードへの対応は必要?
A. 近年は推奨されます。背景色と文字色の組み合わせを工夫して、ダークテーマでも読みやすくしましょう。
まとめ
スマホで見やすいWebバナーを作るには、「サイズ」「視認性」「アクセシビリティ」の3つがカギです。
- 推奨サイズを守る
- 文字は大きく、少なく
- 余白を活かす
- ダークモードや色覚多様性に配慮する
- 無料ツールを活用する
もし「どう作ればいいかわからない…」「もっとプロっぽくしたい!」という方は、
広デザにお問い合わせください。
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