色彩心理で伝わるロゴカラーの選び方

「ロゴの色って、正解があるんですか?」
「好きな色を使いたいけど、会社の印象として大丈夫?」
ロゴ制作やリニューアルを考えたとき、“色”は一番悩みやすく、一番失敗しやすいポイントです。
色は言葉を使わずに、一瞬で会社の雰囲気・信頼感・距離感を伝える力を持っています。だからこそ「なんとなく」で決めてしまうと、後から違和感が出やすいのです。
この記事では、広島で企業・店舗のロゴ制作を検討している担当者の方に向けて、色彩心理を正しく理解し、失敗しにくいロゴカラーの考え方を、最新の考え方に基づいて分かりやすく解説します。
そもそも色彩心理とは?(誤解しやすいポイント)
色彩心理とは、色が人の感情や印象に影響を与える傾向を研究した分野です。
よく「青=信頼」「赤=情熱」などと聞きますが、ここで大切なのは必ずそう感じるわけではないという点です。
色の印象は、文化・業種・組み合わせ・使われる場面によって変わります。
つまり色彩心理は、絶対のルールではなく、判断のヒントとして使うものです。
ロゴカラーを「なんとなく」で決めると起こるズレ
- かっこいいが、会社の雰囲気と合っていない
- 高級感を出したかったのに、軽く見える
- 親しみやすくしたかったのに、冷たい印象になる
こうしたズレは、「どう見られたいか」を言語化しないまま色を決めていることが原因です。
色が持つ代表的な印象(あくまで傾向)
赤系:エネルギー・活発・行動
飲食・イベント・スポーツ系で使われやすい色。強い印象になるため、使いすぎには注意が必要です。
青系:信頼・誠実・冷静
企業・IT・医療・士業などで多く使われ、落ち着いた印象を与えやすい色です。
緑系:安心・自然・やさしさ
美容・健康・地域密着型サービスと相性が良く、親しみやすさを出したい場合に向いています。
黄色・オレンジ系:明るさ・親近感
子ども向け・サービス業向け。使い方次第で軽く見えるためバランスが重要です。
黒・グレー系:高級感・専門性
ブランド・専門職・高価格帯で使われやすく、シンプルで長く使いやすい色です。
ロゴカラーは「業種 × 立ち位置 × 人柄」で考える
- 業種(何をしている会社か)
- 立ち位置(信頼・親しみ・高級感など)
- 人柄(堅実・柔軟・挑戦的など)
色は、会社の“性格”を伝えるための道具として考えると選びやすくなります。
色は1色にこだわらなくていい
ロゴは、メインカラー(印象を決める色)とサブカラー(支える色)を組み合わせるのが一般的です。
ただし色を増やしすぎると印象がぼやけるため、2〜3色までに抑えるのが安全です。
見落とされがちな重要ポイント:読みやすさ
ロゴやWebで意外と見落とされるのが、背景と文字のコントラストや、小さく表示したときの見やすさです。
ロゴは「おしゃれ」より「認識できる」ことが最優先です。
最終判断は「小さく試す」がいちばん確実
- 社内の数人に見せる
- 名刺やSNSアイコンで試す
- Webや広告で反応を見る
理論と実際の反応、両方を見ることで失敗しにくくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 好きな色をロゴに使ってもいいですか?
問題ありません。ただし「どう見られたいか」と一致しているかは必ず確認しましょう。
Q2. 業界で多い色に合わせるべきですか?
参考にはなりますが、完全に同じにする必要はありません。トーンや組み合わせで差別化できます。
Q3. ロゴカラーを変えるとお客様が混乱しませんか?
大きく変えすぎなければ問題ありません。少し整える程度のリニューアルはよく行われています。
Q4. Webと印刷で色が違って見えるのはなぜ?
画面は光、印刷はインクで色を作るため、仕組みが違うからです。両方を想定して設計することが大切です。
Q5. 色だけでブランドは決まりますか?
いいえ。色は重要な要素の一つですが、形・文字・余白などと組み合わさって印象が決まります。
まとめ:ロゴカラーは「印象をコントロールする設計」
ロゴカラーはセンスだけで決めるものではありません。
- どう見られたいかを言葉にする
- 色の傾向を理解する
- 読みやすさ・使いやすさを考える
- 小さく試して反応を見る
この流れを踏むことで、長く使える、信頼されるロゴカラーに近づきます。
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