デザイン制作のミスを防ぐチェックリスト(紙&Web両対応)

「入稿後に誤字が見つかって差し替えに…」
「公開してからリンク切れやフォーム不具合に気づいた…」
「修正のやり取りが増えて、毎回スケジュールが押してしまう…」
デザイン制作を担当している方なら、一度は経験があるのではないでしょうか。
実は、こうしたトラブルの多くはデザインの良し悪しではなく、“確認の仕方”が原因です。
この記事では、社内でチラシ・Web・SNS用デザインを担当している広島の企業・店舗の方に向けて、紙とWebの両方で使える、実務に即したチェックリストを最新版として分かりやすく解説します。
なぜデザインのミスは繰り返されるのか?
まず知っておいてほしいのは、ミス=能力不足ではないということです。
多くの場合、原因はこの3つに集約されます。
- 作業に集中しすぎて、客観的に見られなくなる
- チェックの順番・基準が人によって違う
- 納期が迫り、確認が「なんとなく」になる
つまり、チェックを「仕組み化」するだけで、ミスは大幅に減らせます。
まず必ず確認したい!共通チェック(紙・Web共通)
① 文字・表記のチェック(最優先)
もっとも多いミスが、ここです。
- 誤字・脱字がないか
- 社名・商品名・サービス名は正式表記か
- 電話番号・住所・URL・メールアドレスは正しいか
- 日付・曜日・時間・価格は合っているか
声に出して読むと、見落としに気づきやすくなります。
② 情報の順番は「初めて見る人」向けか
- 一番伝えたい情報が一番目立っているか
- タイトル → 内容 → 行動(問い合わせ・来店)が自然につながっているか
- 情報を詰め込みすぎていないか
制作者ではなく、お客さんの目線で確認するのがコツです。
③ 色・写真・雰囲気は合っているか
- 会社・お店のイメージと合っているか
- 写真が暗すぎたり、荒れていないか
- 文字と背景の色が近すぎて読みにくくないか
迷ったら「読みやすいかどうか」を最優先にしましょう。
紙(チラシ・パンフレット)専用チェック
④ トンボ・塗り足し・安全域は「印刷会社の指定どおり」か
印刷物で特に多い事故ポイントです。
- トンボ(断裁位置)は必要か
- 塗り足し(通常3mm)は足りているか
- 文字や重要情報が安全域内に収まっているか
印刷会社ごとに指定が違うため、必ず入稿ガイドを確認しましょう。
⑤ 写真・画像の解像度は足りているか
- 拡大しすぎて荒れていないか
- 印刷用として十分な解像度か
画面上でキレイでも、印刷すると荒れるケースは多いです。
⑥ 印刷用PDFの書き出し設定は正しいか
- 印刷用PDFで書き出しているか
- トンボ・塗り足し設定が反映されているか
- RGB/CMYKの指定ミスがないか
入稿トラブルの多くはPDF設定ミスが原因です。
Web・SNSデザイン専用チェック
⑦ スマホ表示で必ず確認する
- 文字が小さすぎないか
- スマホで読みにくくなっていないか
- 重要情報が画面外にいっていないか
Webはスマホで8割チェックが基本です。
⑧ リンク・ボタンは実際に操作する
- すべてのリンクが正しく動くか
- ボタンが押しづらくないか
- SNS画像が切れたりズレたりしていないか
リンク切れは直接SEOを下げるとは限りませんが、ユーザーの離脱につながり、結果的に集客に悪影響を与えます。
⑨ フォーム送信・計測は必ずテストする
見た目は問題なくても、ここが動かないと致命的です。
- 問い合わせフォームは送信できるか
- 自動返信メールは届くか
- サンクスページは表示されるか
公開前に必ずテスト送信しましょう。
⑩ 表示速度・画像の重さを確認する
- 画像が重すぎて表示が遅くなっていないか
- SNS用画像をそのままWebに使っていないか
表示が遅いと、見られる前に離脱されることがあります。
チェックは「作った人以外」が行うと精度が上がる
可能であれば、社内の別の人やデザインに詳しくない人に見てもらいましょう。
「これ、どういう意味?」と言われた部分は、伝わっていないサインです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 忙しくて全部チェックできません
まずは「文字・連絡先・スマホ表示」だけでも確認してください。大きな事故はほぼ防げます。
Q2. デザインが分からない人のチェックは意味がありますか?
あります。分からない人ほど「分かりにくさ」に気づきやすいからです。
Q3. 外注していてもチェックは必要ですか?
はい。最終的な責任は発注側にあるため、最低限の確認は必須です。
Q4. チェックリストは毎回同じでいいですか?
基本は同じでOKです。案件ごとに注意点を1〜2個足すとさらに効果的です。
Q5. ミスが怖くて公開・入稿が遅れます
チェック項目を決めておくと「ここまで確認したから大丈夫」と判断しやすくなります。
まとめ:ミスを防ぐ最大のポイントは「確認を仕組みにすること」
デザイン制作のミスは、センスや経験よりも「チェックの型」で防げます。
- 何を
- どの順番で
- 毎回同じように
確認するだけで、修正回数・手戻り・無駄なやり取りは確実に減ります。
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